※20211211山形神室岳
今回は2021年ラスト登山の山形神室岳です。
今年の1月。前日に降ったドカ雪により腰上ラッセルを強いられ、山頂まで辿り着けなかった山です。今回は初登頂を目指します。
ではでは早速行ってみましょう。
<行程>
関沢IC付近の駐車場→笹谷峠駐車場→大積山→ハマグリ山→トンガリ山→山頂(下山はピストン)
山形神室岳は来たことがありますが、撤退したのでまともな記事はありません。ここには山形神室岳の他に近隣の山々の記事も貼っておきます。
同じ山でも(関沢IC付近駐車場→笹谷峠→大関山→ハマグリ山→トンガリ山→山頂)
7:45 関沢IC付近駐車場を出発。
まずは笹谷峠駐車場まで登っていきます。天気がよく、歩き始めてすぐに体温が上がってきました。
8:15 笹谷峠駐車場に到着。
1月に来た際はここまで1時間半かかりましたが、今回は1/3の時間で着きました。やはり積雪の状況や天気で、同じ山でも大きく変化するものですね。
天気が良く、山形の市街地も見えています。
街から近い場所に山があることで、心理的にも山との距離が近くに感じます。近所の空き地に遊びに行くような感覚です。
踏み抜きチャンピオン(山頂→下山)
10:45 山形神室岳(1,146m)無事登頂しました。
はい、すみません。笹谷峠駐車場以降、足元の雪が不安定で数えきれないほど踏み抜きながら歩いていたので、どんどん体力を奪われ、写真を撮る体力的余裕がありませんでした。
歩いてきた道のりはこんな感じ。標高はそこまで高くありませんが、木々の背が低いので見晴らしは良いです。
天気は回復傾向ですが、さすがにずっと動かないでその場に留まっているのは寒いので、着いたばかりですが下山します。
少し下ってきたところから振り返ります。
左のピークが山形神室岳。そこから右に視線を移すと、一度大きく下って登り返す別のピークがあります。あれは仙台神室というらしく、「山頂直下の傾斜は相当なもので、登り応えがある」と以前A君が言っていたような気がします。
あんまりそそられないので暫くは登ることないかな。
笹谷峠駐車場に向かって歩いていると、正面に雁戸山が見えました。あそこはお手軽に雪山を楽しめるいい山だと思うのでおすすめです。
雁戸山は山頂直下に「蟻の戸渡り」という登山道の両脇が切れ落ちた難所があります。どこがそう呼ばれているのか大体は分かっているつもりですが、正直、正確な場所は把握しておりません。ただ、危険と言われていますので、登られる方は事前に確認しておいたほうが無難かと思います。
笹谷峠に戻ってくる頃には完全に青空となり、足元以外は秋の様相となりました。
まとめ
今回は1月の無念を晴らすことができました。あれだけ厳しい道のりに感じた山でも天気等の条件が異なれば、全く違う印象となるものと、改めて実感しました。
ただ、今回も数え切れないほど踏み抜き、楽ではない道のりだったので、私の「きつい山リスト」に登録しました。(「一定時間に雪面を踏み抜いた回数」というギネス記録があったら、間違いなく世界記録保持者になっていたと思います。)
ではではまた山に行ったら更新します。
※今年(2021年)はこれで最後の登山となったので、あとは2021年のまとめ記事をさらっと書いて、2022年の記事に入りたいと思います。(本記事を作成しているのが2022年11月25日。約1年間の遅れが生じてしまっているので、可能な限り早く追いついて、登ったらなるべく鮮度を保ったまま投稿できるように努力します。)