【探春】3月は春?冬?(雁戸山)
※20200308雁戸山
2020年3月8日。春を探しに蔵王連峰、雁戸山に登ってきました。
想定外のブリザードに見舞われましたが、何とか帰って来れました。
笹谷峠をダラダラと(関沢IC→笹谷峠駐車場)
7:20 山形自動車道の関沢IC付近の駐車場からスタートです。
本当は西吾妻山に行きたかったのですが、先輩にもらった修理が必要なスノーシューを放置していて使えず、スノーモンスターも今年はもう溶けてしまったという噂を聞いたのもあり、急遽、雁戸山に予定を変更しました。
笹谷峠は山形県と宮城県を繋ぐ九折の道で、山形自動車道が開通した現在では利用する人が少ない国道です。
少し車道を歩いていくと、脇に登山道が現れます。
今年は暖冬なので、このくらいの標高ならもう土が見えていると思っていましたが、まだまだ雪の下に隠れています。
雲行き怪し(笹谷峠駐車場→稜線)
8:20 笹谷峠駐車場に到着。
この辺りを歩いているとき、「カーンカーン」とどこかで音が聞こえ、少し不気味さを感じながら歩いていました。
(帰りに気付きましたが、電線についた雪や氷が落ちて鉄塔に当たった音だったようです。結構ビビっていた自分が恥ずかしい(笑))
鉄塔を過ぎたあたりに山形工業高校の山小屋がありました。
中はストーブもあり、快適そうでした。前日は60代4人のグループが宿泊したようで、ザックをデポしてどこかに遊びに行ったと、中にいたおじいさんが教えてくれました。私も、歳をとってもそんな風に遊んでいたいなーと思いました。(おじいさんが寛いでおり邪魔をしてはいけないと思ったので中の写真はありません)
正面のなだらかな山の向こうに今回の目的である雁戸山があるようです。
西側を見ると愛しの朝日連峰が私を呼んでいました。
先程正面にあったなだらかな山に入ると、あとは景色は暫く変わらずこんな感じでした。
悪くはないんですが、やはり飽きてきますね。
代わり映えしない樹林帯を抜けると、まさかの暴風雪。危うく風にモチベーションを飛ばされてしまうところでした。
天気が悪くてもめげない心(稜線→山頂)
9:30 稜線は風が強くなったり弱くなったりを繰り返していました。雪はどちらかと言うと霰のような粒で、顔が猛烈に痛い。
朝日のところだけ雲が切れていました。羨ましいです。
この辺りから雪がレンズにつき始めました。
ただでさえ下手くそな写真が更に見苦しくなります。御了承ください。
景色を完全に諦め、無心で山頂に向かって稜線を歩きました。
少しすると尖った山が目の前に。雁戸山はこれくらい尖っているイメージがあったので、やっと自分の頭の中の雁戸山が目の前に現れました。
写真では伝え切れないと思いますが、相当の風が吹いていました。
最後の登りです。ナイフリッジと呼ぶには全然怖さはありませんが、左右はある程度、切れ落ちていました。
あと少し。
最後の登りは傾斜があり、手を使って登りました。
登頂!
10:20 雁戸山(1,484.6m)登頂!
記念に一枚撮ってもらいました。久しぶりの山形県の山です。
まとめ
登頂後、天気が更に悪化し、ゆっくりしていると身動きが取れなくなりそうだったので、あれよあれよと下山してきました。
天気が良ければ南雁戸山まで行こうかと思っていましたが、次回以降に持ち越しです。
私の感覚的に3月は春の始まりなんですが、山は全くそんなことはないようです。しっかり冬でした。
ではでは、また山に行ったら更新します。
※この記事は実際に登った日からだいぶ経ってから書いたので、いつにも増して内容がぺらっぺらです。もはや細かい情景や感情は覚えていないです(笑)
※この写真は最近、職場の上司の影響で始めたキリスト看板写真撮影です。山とは何の関係性もありません。
「死後さばきにあう」
何となく気に入っています。