※20200111面白山
どうも。
正月気分が抜けずにごろごろ過ごしていましたが、快晴の予報にやっと重い腰が上がりました。
記念すべき2020年登り始め!
選んだ山は山形県にある「面白山」。
奥羽山脈に位置していて、「北面白山」と呼ばれることもあります。「北」が付いているということはお察しの通り「南面白山」もありますが、自分はまだ行ったことがありません。
登山を始めたのが2016年の5月。翌年2017年から毎年、登り始めはこの山と決めています。何と言っても自宅から近いのが大きい。
とは言っても、厳冬期の面白山は初めて。暖冬で例年と比較してかなり雪が少ないですが、雪山は雪山です。そもそも、年末に20人くらいの諭吉さんとお別れして雪山道具を購入したばかりで、雪山は蔵王の地蔵岳~熊野岳の経験のみというゴリゴリの初心者です。
「残雪の時期は登ったことあるし、何とかなるかな。最悪、途中で引き返してもいいや。」そんな気持ちで決めました。あまり宜しくない決め方です。
スタートは天童高原。(天童高原⇒三沢山)
10:00登山開始。登山の開始時刻としてはかなり遅いです。夜が別れを惜しんで離してくれなかったので仕方ありません。巷では「寝坊」と言う人もいます。
面白山への最もオーソドックスなルートは天童高原からだと思います。
夏道であれば2時間程度で山頂まで行くことができてお気軽登山が楽しめます。
スキー場を歩いて通過、その先にあるキャンプ場の奥にはこんなゲートがあります。
熊などの侵入を防ぐ目的で、去年あたりに整備されたような気がします。熊から守ってくれてありがたいことなんですが、「やっぱ熊いるんだ…」と逆に恐ろしくなります。
天気に恵まれて最高の気分。雪を踏みしめる自分の足音が心地いいです。
自然と歩くペースが上がります。
これが霧氷というやつなんでしょうか。太陽に照らされてきらきら光っています。
ここからが本番(三沢山⇒面白山)
11:00三沢山に到着。
天童高原から面白山に行くルートには、「三沢山」というチェックポイントっぽい場所が1箇所あります。(山形県天童市の最高地点?)
ここまでは傾斜も緩やかでサクサク登って来られますが、ここからは少し登りがきつくなります。
頑張ろう。
急になってきた傾斜と慣れない雪山歩きに悪戦苦闘し、徐々に体力が奪われます。
でも景色は最高。天国に向かっているような気分。
というのは嘘です。本音を言うと、「楽しさ4:早く着いてほしい6」くらいの気持ちで歩いていました。木が道を塞いでいたため匍匐前進を余儀なくされ、カメラが雪まみれになったことで一気にモチベーションが下がる、という事案が発生したことが原因です。
そんなこんなで急な登りを何とか通過。
左奥の小高い部分が山頂です。
登頂!
12:10 面白山(1,264.3m)、無事登頂!
なかなか疲れました。
トレースが複数名分あったような気がしていたが、山頂には1人しかいませんでした。
山頂から周辺の山々を撮影します。
去年までここから見ていた景色とは全然違います。雪があるだけでこんなに変わるとは。ゲレンデマジック的なことでしょうか。
先に山頂にいた方はお湯を沸かしてカップ麺をすすっていました。羨ましかったですが、あいにく今回は行動食しか持ってきていなかったため、仕方なくカロリーメイトとウイダーで我慢。食事というよりは、栄養の「摂取」という作業に感じました。
名前がありそうな山を発見。次回、面白山に来る時までに調べよう。
2020年も良い景色を求めて…
無事、2020年の登り始めを終え、また1年のスタート。
「一年の計は元旦にあり」という言葉に従って毎年元日に目標を立てていますが、今年は昨年以上に頑張らなければ達成できないものを掲げています。一生懸命遊ばなければ。因みに、目標はいくつかありますが、仕事の目標は過去も含めてゼロです。
ということで、またどこかの山に行ったら更新します。