※20201227雁戸山(撤退)
今年も年の瀬。あっという間に12月も末になってしまいました。12月、天気が悪く、まだ1回も山に行けていなかったのですが、この日は終日曇りの予報だったので、山形市の雁戸山に登り納めに行ってきました。
※3月に雁戸山に登った際の記事はこちらからどうぞ。
では早速行ってみましょう。
ツボ足でも諦めない(関沢IC→笹谷峠駐車場からのコースとの合流点)
7:00 関沢IC付近の駐車スペースから登山開始です。
私がスタートする少し前に1組が先にスタートしていましたので、ありがたくトレースを使わせてもらいましょう。
山登りの朝は早い。
— daichi (@dai2222222) 2020年12月26日
積雪はこんな感じ。ガードレールが埋もれるかどうかといった感じ。
雪はまだ全然閉まっていないため、先行パーティーはワカンを装着しているようです。一方、私は体力強化ということでツボ足で臨みます。(といっても人のトレースを使って登るので、方針に一貫性がないですよね。)
先週の大寒波で降った雪の重みで倒れたのでしょうか。
前回、3月に雁戸山に登った際は笹谷峠駐車場の方から登るコースで行きましたが、今回はそこではないコースです。(コース名が分からないのですが、関沢ICから南西方向に登っていくコースです。地図にも載っていますが、コースタイムは書いてありません。)
いたるところで倒木が発生しています。
このあたりまでは先行パーティーのワカンのトレースを使わせてもらっていたのですが、何を血迷ったか追い抜いてしまいました。
私、ツボ足で歩いてきているわけですが、ワカンもスノーシューも持ってきてすらいないんですよ。無謀だったでしょうか。
膝の高さくらいの雪を搔き分けて登っていくわけですが、ツボ足なので何度も踏み抜き、その度に体力ゲージが一気に減ってしまいます。
道具の偉大さと道具が無かった時代の人間の強さを感じながら歩きます。
綺麗な青空とまではいきませんが、天気は悪くないです。
久々の白銀の世界。疲れますが、景色は格別です。
ただ、思っていたより時間がだいぶかかっています。予定より1時間ほどの遅れ。
体力的にはこれ以上ペースを上げることは難しいです。
「撤退もやむなしか。」
そんなことを考えながらもなかなか踏ん切りがつかず、前に進んでいきます。このペースでは登頂しても下山時には真っ暗になってしまいます。
そんなタイミングで序盤で抜かしたパーティーとは違う玄人系の2人組に抜かされました。当然、ちゃんとワカンを履いています。
「ツボ足でここまで来たんですか。」
この言葉を受けて撤退を決めました。やはり無謀だったようです。
撤退を決め、少しその場で休憩することにしました。1か月振りの登山だったことを思い出し、「そりゃ、疲れるよな」と納得。
昼まで頑張ることも考えましたが、登頂できないことが目に見えているのでやめました。
立ち止まって休憩していると音のない世界に来たような感覚になります。雪山って妙に静かですよね。
10:15 さあ、体も冷えてきたのでそろそろ帰りましょう。
ツボ足は無謀(撤退)
あんなに苦労して登ってきた道も、下山はあっという間です。
途中、おなかが空いたのでラーメンを作りました。調味油が寒さで固まっていたためか、妙にドロドロしたラーメンになりましたが、味は美味しかったですし、何より温まれました。
今年最後の山行を撤退という形で終えるのは残念ですが、これが今の実力なんだと受け止めることにしましょう。
12:00 下山完了。お疲れ様でした。
まとめ
今年最後の登山を撤退で締めくくってしまったわけですが、体力向上のために体を鍛えようと思えているので、この撤退が来年以降の山行に繋がるようにトレーニングをしていこうと思います。
登頂は出来ませんでしたが、雪山の景色は綺麗ですね。年明け以降も時間を見つけて登りたいと思います。
※202012301545「0」