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Long Trail

アウトドアが好きで健康診断が苦手な山形県民の記録用ブログ

【追憶】褪せない記憶(竜門山)

※20220710竜門山

 

今回は、山を教えてくれ、3年前に亡くなった先輩の追悼登山と言うことで、朝日連峰主稜線のちょうどほぼ真ん中に位置する「竜門山」に行ってきました。

 

メンバーは先輩と仲が良かった4人+私です。行程としては「古寺鉱泉→古寺山→小朝日岳大朝日岳(泊)→中岳→西朝日岳→竜門岳→ユーフン山→清太岩山→日暮沢」ですが、私は予定が合わず、2日目のみの参加。

ということで、1人で日暮沢から竜門山まで登り、皆さんと合流し、ピストンで来た道を戻ります。

 

先輩との懐かしい思い出に浸りながら、夏の急登を楽しみます。

 

ではでは早速行ってみましょう。

 

 

 

<行程>

日暮沢→清太岩山→ユーフン山→竜門山※帰りはピストン

 

 

 

過去の朝日連峰の記事はこちらからどうぞ。

daic22.hatenablog.com

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ナメクジ食らえ!(日暮沢登山口→清太岩山)

 

自分としてはだいぶ早くに駐車場に到着したつもりでしたが、日曜日ということで、前日から山に入っている人も多く、駐車場の空きは2~3台程度。ギリギリセーフでした。

 

4:30 準備を整え、日暮沢小屋を出発。

空は明るいですが、木々に遮られ、辺りはまだ薄暗いです。

 

 

 

日暮沢コースは朝日連峰屈指の急登と言われており、長い登りが延々と続きます。暑くならないうちに少しでも標高を稼いでおきたいところです。

写真はハリーポッターに出てきそうな巨大ナメクジ。ナメクジ食らえ!

 

 

滴る汗が目に入ることにイライラしながらも歩みを止めず、暫く黙々と登っていると、周囲の木々が少しずつ低くなってきました。振り返ると、朝日連峰の山深さを感じられます。

 

 

ここまで来ると、景色が一気に開け、気分も晴れます。

主稜線がだいぶ近づいてきています。今頃、あの辺を皆さんは歩いているのかな。

 

 

 

熊糞(清太岩山→ユーフン山→竜門山)

 

6:20 清太岩山(1,465m)に到着。

この看板(標識?)は以前はなかったような気がします。

 

 

1カ月ぶりの登山の割に、今のところはそこまで疲労を感じていないので水分補給を済ませたら先に進みます。

 

 

次は目の前のユーフン山(写真右)に向かいます。CTは40分ほどです。

 

 

ユーフン山の肩の向こうに見えるのは主峰大朝日岳。相変わらずどっしりとしていてかっこいいです。

 

 

そして、ユーフン山の右奥には、目的地の竜門山も見え始めました。

景色が開けて写真撮影に精が出ますが、それではいつまで経っても進まないのでほどほどにしなければ。

 

 

6:55 ということで、せっせと歩いてユーフン山に到着。主稜線が近づいてくるに連れ、テンションも上昇していきます。

因みに、ユーフン山は漢字で書くと「熊糞山」だそう。猟師が名づけたらしいですが、ということはそれほど熊が出るということにもなりますよね。ソロで登っていると、数時間に1回、やたら熊が怖く感じる時間帯が訪れます。(たぶんソロあるある)

 

 

ユーフン山から竜門山までは登り一辺倒。皆さんと合流する予定の竜門小屋も見えました。

 

 

 

まだ生きている(竜門山※竜門小屋)

7:30 竜門山(1,688m)無事登頂しました。

何回登っても竜門山の三角点が見つけられないのですが、誰か場所を知っている方はいませんか?

 

 

ちょっと早く着き過ぎた感があるので、西朝日岳までお迎えに上がろうかとも思いましたが、心地よい風が吹いているので、小屋の前のベンチで昼寝(朝寝)することに。

 

 

西朝日岳方面を見に行きましたが、まだ来る気配はありません。

 

 

竜門小屋は誰もおらず、絶好の昼寝(朝寝)日和。

 

 

風と小鳥の鳴き声しか聞こえない贅沢な時間。最高。

 

 

後続の方達の声で起床。うたた寝程度のつもりががっつり2時間寝てしまったようです。

あまりにも動かないので、死体とでも思われたのか、大量の虫にたかられました。まだ生きています。

 

 

皆さんはゆっくり歩いてきているようで、まだ来ません。

あまりに時間があるので花を撮るという、個人的には珍しい行動に。

 

 

今から西朝日岳に行ってみようかな。

 

 

なんてことを思ったあたりで、竜門の山頂から皆さんの顔が見えました。

 

 

 

賑やかな下山(竜門山→日暮沢登山口)

10:15 皆さんと合流。最高の天気の中の縦走、羨ましいです。

一緒に山に行くことはおろか、会うこと自体も久しぶりなので、お互いの近況を報告。

 

 

一通り駄弁り終わったので下山します。

 

 

どこまで歩いていきたくなるような景色。さっき着いたばかりなのに、もう下山。名残惜しいです。

また来ます。

 

 

久しぶりに西朝日岳を通って大朝日岳まで歩きたい。

 

 

賑やかになったので、下山なのに登りの1.5倍くらいの時間をかけて下山しました。

 

お疲れ様でした。

 

 

 

まとめ

2年ぶりの追悼登山。先輩との思い出は褪せることなく、心の中にあります。

本記事を書き始める段階では、今回話した内容や思い出を細かく残そうかと思ったのですが、自分の中にあればそれだけでいいこともあるなと思い至り、記事としてはペラッペラの仕上がりになりました(いつものことではありますが、、、)。

ご了承ください。

 

 

ではではまた山に行ったら更新します。

 

 
 
 
 
 
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