※20210123茶臼岳
今回は茶臼岳に行ってきた時の記事です。
茶臼岳は昨年の7月に訪れましたが、冬は初めて。勝手に雪が多いイメージをもっていましたが、そんなことはなく、岩が出ているところもあって、火山ならではの独特な景色を楽しめました。
前回訪れた時の記事はこちらからどうぞ。
では早速行ってみましょう。
- 封じられた利器(大丸駐車場→峠の茶屋駐車場)
- ガス岳(峠の茶屋駐車場→峰の茶屋跡避難小屋)
- 岩(峰の茶屋跡避難小屋→山頂)
- 久々のカップ麺(山頂→峰の茶屋跡避難小屋)
- 下山(峰の茶屋跡避難小屋→大丸駐車場)
- まとめ
封じられた利器(大丸駐車場→峠の茶屋駐車場)
10:00 登山開始。
山形から遥々来たのでスタート時間が遅いのはお許しください。まあ、今回は茶臼岳の実なのでこの時間にスタートしても余裕をもって行動できます。
夏は峠の茶屋駐車場まで車で上がれますが、冬は大丸駐車場までしか除雪されないので、ここからスタートです。
峠の茶屋駐車場までは九折の道路を貫くように伸びている登山道を歩いていきます。
あっという間にロープウェイ乗り場まで来ました。無積雪期は山頂直下まで一気にワープできますが、12月から春までは運航休止となります。
※峠の茶屋駐車場はこの上です。もし峠の茶屋駐車場に乗り場があったら、前回間違いなく乗っていたと思います。意識が低くてすみません。
大丸駐車場から峠の茶屋駐車場までは1kmもなく、すぐに着きそうです。
いいなー、文明の利器。(意識が低くてすみません。※2回目)
雪は程よく締まっていて、アイゼンがよく効くので歩きやすいです。
そろそろ峠の茶屋駐車場です。
ガス岳(峠の茶屋駐車場→峰の茶屋跡避難小屋)
10:20 峠の茶屋駐車場に到着。
下界の方を見ると雲海になっていましたが、雲が薄黒く、汚い雲海でした。
ここから山頂までは、夏道のコースタイムで1.5時間ほどのゆるふわハイク。
あとは午後から崩れるという天気がどこまでもってくれるかがポイントです。
積雪で鳥居が低い!
しゃがまないと通れません。
稜線上はガスの中です。
峠の茶屋駐車場から峰の茶屋跡避難小屋までも緩やかな道が続き、ストレスフリーな登山を楽しみます。
早くも峰の茶屋跡避難小屋が前方に見えました。
今回は行きませんが、朝日岳方面です。さっき、ガスガスに見えていたのは朝日岳ですね。
思ったより雪が少なく、場所によっては地面が露出していて、アイゼンの削れる音がします。消耗品なので仕方ないですね。
理由は分からないですが、こういう何でもない場所を切り取った写真が好きです。
写真を撮りながらだらだら登ったつもりでしたが、それでもあっという間に到着です。
岩(峰の茶屋跡避難小屋→山頂)
11:00 峰の茶屋跡避難小屋に到着。
このタイミングで小屋の写真を撮っていない自分のセンスを疑ってしまいますね。
登ってきた道を振り返ります。雪が線のように続いているところが登山道です。
特に休憩するような行程でもないので先に進みます。
雪が付いた岩がダイナミックです。
見た目は迫力満点ですが、特に危険ではありません。
アイゼンを岩に引っ掛けないようにだけ、気を付けて歩きます。
夏に来た時よりはこれより真っ白だったので、この天気でも十分楽しいです。
写真のように登山道はロープではっきりと区切ってあるので、遭難する心配はないと思います。
あの岩の場所までは立ち入れないですが、登れそうで少しワクワクします。
ここからは少し斜度が増してきますが、ヒーヒー言うほどではありません。
写真を見るとかなり寒い印象ですが、実際はそんなことはなく、上のハードシェルは脱いで歩いています。
眼下にはスタートした駐車場付近が見えますね。
比較的急な登りを終えるともう山頂はすぐそこです。
山頂まではお鉢のようにグルっと一周できるようになっています。
久々のカップ麺(山頂→峰の茶屋跡避難小屋)
11:30 茶臼岳(1,915m)無事登頂しました。
ご覧の通り、純白の世界なので即下山することにします。
やはり山の写真に、人が入ると一気にスケール感が伝わる写真に変わりますよね。
山頂から標高を下げていくとガスも消えてきました。ある標高以上がガスっているようです。
小屋から先、朝日岳に向かう道を見ていくと、すごく危険そうなトラバースがありました。冬はあそこをトラバースするのではなく、この山を直登していくようです。
振り返ると、さっきまでいた茶臼岳が見えました。(正確には見えているところが山頂ではありません。)
久しぶりに山でカップ麺を食べます。やっぱり山で食べると美味しさ10倍増しです。
少し風が出てきて、行動していないと体温を奪われます。
朝日岳方面に向かう登山者が先ほど見た山を直登しています。
隊列を組んでいて、なんかカッコいい!
下山(峰の茶屋跡避難小屋→大丸駐車場)
行きで撮り忘れた小屋をパシャリ。
避難小屋なので冬でも入れるとは思うのですが、周りに人もいたのでそこを確かめることなく通過しました。
下山中に見つけた雪だるま。
峠の茶屋駐車場まで下ってきました。ここまで来たらもう大丸駐車場は目と鼻の先です。
13:30 下山完了。お疲れ様でした。
まとめ
今回は前回の山行のようなラッセルをする場面は一度もなく、終始のんびりとした山行が楽しめました。
自分の限界に挑戦する山行はもちろん楽しいですが、こういうゆるふわハイクもこれはこれで好きです。バランスが大切ですね。
ではでは、また山に行ったら更新します。