※20200516御所山(船形山)
緊急事態宣言を受け、それまでと打って変わって引きこもりになった人は私だけではないと思います。あれだけ天気のいいGWを家で過ごすことになるとは…
そんなこんなで自粛生活をなんとか乗り越え、5/14に誰もが待ち望んだ緊急事態宣言解除が発表されました。
しかし、まだ県外への往来は自粛要請が解けていませんでしたので、県内の山でまだ行ったことがないところを探し、御所山(船形山)に行ってきました。
御所山or船形山
7:00 登山開始。今回は東根市の黒伏高原スノーパークジャングルジャングルというスキー場の奥の林道を進み、柳沢小屋という無人の避難小屋の前に車を停めました。観音寺コースというらしいです。
コースは思ったより雪が残っていて、アイゼンがあったほうが安全だったと思います。
目的地を確認できました。まだまだ遥か遠くに感じます。ただ、ここまでは目立ったアップダウンはなく、残雪路を散策している感じです。
途中、カッコいい岩山を発見しました。後で調べると「仙台カゴ」という場所らしい。「カゴ」とは「加護」のことで、仙台を守っている場所とのこと。パワーを感じます。
あんなに遠くにあった山頂も、いつの間にやらもうひと登り。
ただ、このもう登りが大変でした。完全にハイキング気分だったここまでとは一変し、手を使わなければいけないほどの傾斜をよじ登ります。
10:30 御所山(船形山)(1,500.1m)無事登頂しました。
曇りで景色も今ひとつではありましたが、前回の登山からまたまた1ヶ月経っていましたので、新鮮な気持ちで登ることができました。
ブログのことは完全に忘れていて、写真が数枚しかありません。すみません。
山頂の小屋では例によってカップ麺とコーヒーを楽しみました。
因みに、この山の呼び名は山形側と宮城側で違うみたいで、宮城側は「船形山」と呼びます。それは宮城側から山を見た時に船底をひっくり返した形に見えることに由来するそうです。一方、山形側は「御所山」と呼びます。これは島流しになった天皇が山の麓まで落ち延びて隠れ住んだことが由来。天皇の居所=御所ということのようです。
個人的にはどうでもいいですが、山形県民なので一応、併記しつつも御所山を先に書いておきます。
カモシカはステイホームしてほしい
と、写真を撮ることも忘れてぼーっと山を歩いてきたわけでありますが、下山中、山の中にも関わらず、交通事故に遭いかけました。
雪でルートが不明瞭なところを下ばかり見ながら歩いていたら、前で何か動く気配が…
顔を上げると、数十メートル先から恐ろしいスピードでこちらに向かってくる白い物体。慌てて横に逃げると、さっきまで自分がいた場所を、白い物体が全くスピードを緩めることなく駆け抜けていきました。間一髪、衝突は回避できましたが、この時点で心臓はバクバクです。
向こうの草むらまで行ったところで白い物体は立ち止まりこちらを振り向きました。
カモシカでした。
めっちゃ足速いです。こっち見てます。めっちゃ怖いです。
ザックにつけた熊除けの鈴をこれでもかというくらい鳴らしたら、カモシカは驚いたのか草むらの中に消えていきました。
写真や動画に収めたかったと思ったのは家に着いてからで、その時はそんな余裕はありませんでした。
カモシカには引き続きステイホーム、外出自粛を要請します。
カモシカに轢かれそうになりました。びっくりして変な声が出ました。#交通安全
— daichi (@dai2222222) 2020年5月16日
まとめ
山は逃げないと言いますが、今回のコロナで山に行く機会を失ったのは間違いありません。改めて、行きたいと思ったところはその時に行かないと、後々後悔することになるなーと考えさせられました。山に限った話ではないと思うので、色々な場面で自分の行きたい・やりたいという気持ちを大切にしたいと思います。
何となくいい感じのことが言えたと思うので、今回はこれくらいで終わりにします。
ではでは、また山に行ったら更新します。