【自粛】リハビリは密を避けて(姥ヶ岳)
※20200411姥ヶ岳
2020年4月11日。世間が新型コロナウイルスの影響が受け始めた頃、しれっと山に行ってきました。行き先は姥ヶ岳。
本当は月山に行くつもりだったのですが、月山に登っていく人が大勢いたので、密を避けるという名目で姥ヶ岳までで引き返してきました。(久しぶりの山だったのでリハビリには丁度良かったかも。)
眩しい
前回の登山から早1ヶ月。
今年は登れるタイミングは逃さず登りたいと思い、これまで以上に頻繁に山に登っていましたので、ここまで間隔が開いたのは久しぶりです。
理由は「業務多忙」。嫌いな言葉ベスト10を選ぶとしたら間違いなくランクインする言葉です。
何とか年度替わりを乗り切ったと思ったら、今度は新型コロナウイルスの流行で外出自粛が呼び掛けられ始めました。
「外出自粛」も間違いなく上位にランクインしますね。
そんなこんなで、あまり大きな声で山に行くとは言いづらく、こっそりと近場の月山に来た次第です。
9:15 姥沢駐車場を出発。
今回は月山スキー場のリフト脇を登り、月山を目指して行けるところまで行くつもりです。
コロナもあるのであまり混まないのでは、なんて考えていましたが、そんなことは全く無し。駐車場は8割方埋まっていました。スキーヤーやスノーボーダーが大半でした。
そういえば道中、コロナへの注意を促すビラを配っている警備員さんがいました。(「登るな」とは言われませんでした。)
愛しの朝日連峰をはっきりと望むことができます。
久々に山の空気を吸って、もう満足しそう。
多少雲はありますが、天気は良いです。予報では曇りでしたが、私の日頃の行いを物語っていますね。
リフトの西側。スキー場なので、単調な斜面を地道に登っていきます。
景色がかなり眩しく感じます。
単純に太陽光が反射して眩しいのか、引きこもりの目になってしまったのか、久々の山に感動して眩しく感じているのか。
多分全部です。
怠けきった足に喝を入れながら歩きます。
10:15 リフトの駅まで登ってきました。
ここは月山に真っ直ぐ行くコースと姥ヶ岳を経由して行くコースの分岐点です。
真っ直ぐ行くコースを見ると、大勢の人が歩いているのが見えました。
このご時世、外とは言え、なるべく人との接触は避けたいので人が少ない姥ヶ岳経由を選びました。
この日は本当にスキーヤー、スノーボーダーが多く、純粋な登山者は2割くらいだったと思います。
程よく体もあったまってきて(疲れてきて)、後ろを振り返る(休憩する)回数も増えてきました。
いいなー朝日。たまりません。
姥ヶ岳への道は多少急な登りだったので、遠慮なく人様のトレースを使わせていただきます。
ゆるふわ好きです。
10:45 姥ヶ岳(1,670.1m)無事登頂しました。
ここまでこれといった難所もなく、楽しい山歩きといった感じです。
予定通り月山に向かおうと思いましたが、相変わらず大勢の人がいる光景を見て、何となく気持ちが消えたというか萎えたというか、今日はここまででいいやと思ってしまいました。
たまにはこんな感じのゆるふわ登山も悪くないですよね。
月山をまた今度にしたため、時間にかなり余裕が生まれました。
ということで、こちらも久々の山でのカップ麺&コーヒータイムです。
やっぱり山はいいです。非常にいい。
数百円出して買った何の変哲もないカップ麺とコーヒーなのに、場所が山になるだけで味が格段に上がります。
月山方面。綺麗に晴れています。
やっぱり登れば良かったかな…
でもあれだけの人を見ると今回は自粛して正解だったはず。(写真を撮れば良かったのですが、実際かなりの方が月山方面に向かっていて、密というよりも、ゆっくり山頂を楽しめないなと…)
月山は家からすぐに来れるので、別に今日に拘る必要はありません。
下りは登りとは反対、リフトの東側は下ります。
下山時、誰かが嵌まった痕を数箇所見つけました。私も同様の経験がありますが、いきなり足場が無くなります。あの浮遊感はもう味わいたくありません。
大して登っていないので、下山し始めて間もなく、駐車場が見え始めました。
12:30 下山完了です。お疲れ様でした。
久々の山を振り返る
姥ヶ岳は難所もなく登りやすい山でしたが、やはり月山への途中の山というイメージがあり、物足りないと感じる人もいると思います。
私としても、普段であれば月山までノンストップで行っていたと思いますが、天気に恵まれ、運動不足の体には丁度良かったような気もします。
コロナの影響で、今年の山計画の変更を余儀なくされていますが、まだ山に行けない人もいる中で私は恵まれている方だと思うので、山に行ける幸せを感じながら今後も許される範囲で楽しみたいと思います。
ではでは、また山に行ったら更新します。
※実際に登った日(20200411)から記事を書く(20200607)まで時間が空いてしまい、正直、その時のことを細かく覚えていません。とりあえず久々の登山が楽しかった、ということが伝われば幸いです。