※20220507霧ヶ峰(車山)
蓼科山から下山してから1時間。車で移動し、今度は霧ヶ峰の車山に登ります。
霧ヶ峰と言っても、○菱エアコンではありません。日本百名山に数えられている長野県中部の茅野市、諏訪市、下諏訪町に跨る火山です。
今回は最高峰の車山に登ります。山頂には気象レーダー観測所があります。名前からも推測できますが(知らなかったけど)、霧が多いことでも知られており、1963年(昭和38年)には年間293日霧を観測したそうです(wiki参照)。
コースタイムはかなり短いようなので、家族旅行で来ている方も多く見られます。私もお散歩気分で登ってみたいと思います。
ではでは早速行ってみましょう。
<行程>
車山肩駐車場からピストン
初めて訪れたので過去の記事がありませんので、霧ヶ峰から近く、さっき下りてきた蓼科山を含む八ヶ岳関連の記事を貼っておきます。
見えるゴール(車山肩駐車場→山頂)
蓼科山から車を走らせること20~30分。霧ヶ峰高原の車山肩駐車場にやってきました。
この写真に辛うじて写っていますが、奥の山(丘)の上にポツンと建物らしきものがあるかと思いますが、あれが多分気象レーダーです。ということは、あそこが山頂。近い!
10:25 登山開始。
服装や靴など、登山の装備で歩き始める私の前方、4人家族がジーパンとスニーカーで楽しそうに歩いています。確かにこの山はそれくらいでちょうどいいのかもしれません。(追い抜いた時、4人からの「こんな本格的な格好でこの山に⁉」という視線をビンビンに感じました、、、。)
駐車場から山頂へは直登するわけではなく、大きく迂回して、ただでさえ小さな標高差を、限りなく緩やかに登っていきます。
登山道はよく整備されていて、非常に歩きやすいです。
蓼科山から見た時よりも、大キレットが近づきました。(カメラのセンサーが汚い。)
私が住む山形も当てはまりますが、個人的に、私は山と街の距離が近い景色が好きです。物理的な距離が近く、単純に山に行きやすいという利点はもちろんですが、それだけではなく、ふとした時に山がある景色が、なんとなく気持ちを落ち着かせている、メンタル安定剤のような役割を果たしてくれているような気がしています。
この道は見晴らしが悪い場所が一切なく、どこを見ても絶景が楽しめます。先程までいた蓼科山も見えていますね。(写真奥の八ヶ岳の左端)
歩き始めて30分も経っていませんが、ゴールが見えてきました。
山岳信仰/エアコン(山頂→車山肩駐車場)
10:50 車山(1,925m)無事登頂しました。
所要時間25分。標高差100m強。
登り応えを求めて登ると物足りないことこの上なしですが、山を「登る」ことではなく、山を「感じる」ことに重きを置いて歩けばきっと誰もが楽しめる場所だと思います。草や風に集中して歩くことができ、あっという間に山頂に着きました。(いや、本当に時間が短いだけでは説が濃厚か)
因みに山頂は登山者と観光客で賑わっています。比率は3:7くらい。
そして、スタートから見えていた気象レーダーがこちら。思ったより大きいです。
忘れずに三角点にタッチしました。
さっきまでいた蓼科山からなぞるように八ヶ岳を眺めていくと、その延長線上に日本一有名な山が現れました。何度見ても、何故かこの山には毎回惹きつけられてしまいますが、これは日本人のDNA的なものなんでしょうか。(この話、前も書いたような気がする。)
この盤(正式名称が分からない)を見ると、どれだけ多くの山を望むことができる場所か分かります。贅沢な展望台です。
この山頂にも神社がありました。山は信仰と深く結びついているようですが、今の私には勉強不足で、その背景は知りません。
今はまだ(「まだ」という表現が適切かという視点もあるが)、山に対して、それが全てではないということを理解しておきながらも、山頂に登ることが一番という気持ちがあるため、もう少し時間が経って、「山」というものを多角的に見ていきたいと思う時期が来たら深掘ってみたいと思います。
近付いて見てみると、思っていたよりも錆などが目立つ気象レーダー。
「意外と年季が入っているな」と思いましたが、私よりも年下。自分のことを「古い」と言ってしまった気がして少し落ち込みました。
今日は3座登るので、蓼科山~霧ヶ峰をやや急ぎ足で登りましたが、意外と時間的余裕が生まれていることに気付いたので、疲れてもいないのに山頂で30分ほど休憩しました。
常にやや冷たい風が吹いていて心地よく、「さすがは○菱エアコン」と言ったところでしょうか。
涼しい。流石は三菱エアコン。 pic.twitter.com/9qYWhxZDtg
— dic (@dai2222222) 2022年5月7日
登りでもあっという間だったため、下りは瞬く間に終わりました。
お疲れ様でした。
まとめ
霧ヶ峰は、いわゆる一般的な解釈の「登山」とは異なる平坦な場所でしたが、体力的にベストな状態であれば、ここに登るためだけに山形からわざわざ何時間もかけてくることはなかったと思うので、このブランクがあるタイミングだからこそ登れた山だったと感じます。
次は今回(「チャレンジザトリプル」という自分で名付けた企画名はもはや忘れていた)のラストである美ヶ原です。
安全運転で移動します。
あと、この写真のグミおすすめです。グミ史上最も食べ応えがあります。運転中、ガムと交互に食べていたら顎が筋肉痛になりましたが、後悔していないくらい美味しいです。ご賞味ください。
昨日から運転中これとガムを交互に食べてたら顎関節に違和感が。でもやめられない美味さ😇 pic.twitter.com/Uu1RUGA801
— dic (@dai2222222) 2022年5月7日
ではではまた山に行ったら更新します。