※20210411栗駒山
毎年3月と4月は、山のコンディションや仕事の状況などからあまりヘビーな山行はしていません。
ということで、ゆるふわ登山と言えばここ。安定の栗駒山に行ってきました。
雪は残っていましたが、風も穏やか、いい景色を楽しみながら、運動不足に丁度いい負荷を体に与えることができました。
ではでは早速行ってみましょう。
※栗駒山:宮城県、秋田県、岩手山に跨る山で標高1,627mの二百名山で花の百名山にも選ばれています。付近にある焼石岳や神室山と共に栗駒山国定公園に属しています。
<行程>
いこいの村栗駒跡地臨時駐車場→いわかがみ平→山頂※帰りはピストン
以前の栗駒山の記事はこちらからどうぞ。
晴天と神様(いこいの村栗駒跡地臨時駐車場→いわかがみ平)
7:45 登山開始。
栗駒山にはいくつかルートがありますが、過去、私は中央コースからしか登ったことがありません。というか、他のルートで登るつもりもありません。
なぜなら、私が栗駒山に来る時は「楽して山に登りたい」と思っているからです。このルートはどんなにだらだら歩いても2時間あれば登頂できる素晴らしいルートで、私の堕落した考えにベストマッチします。
(人間、楽したいときもありますよね。)
前回(昨年4月)に来た時もそうでしたが、この時期はまだ雪があって車では臨時駐車場までしか上がれません。
道路の脇の雪の壁の上を歩いていきます。
夜の気温がかなり低かったのか、この時期にしては雪が締まっていて、かなり歩きやすいです。
雪の壁は3mほどでしょうか。道路を覗くとそれなりの高度感を味わえます。
そろそろいわかがみ平に着きそうです。
それにしてもいい天気。最近の天気の良さはきっと私の日頃の行いを神様が見てくれているからでしょう。(なお、私は無神論者の模様。)
心地よい負荷(いわかがみ平→山頂)
8:15 いわかがみ平に到着。
途中の道路は雪が融けているところもあり、「これならいわかがみ平まで車で行けるじゃん」と思っていましたが、この雪を見たらそれが難しいことがよく分かりました。
いわかがみ平を過ぎると木の背丈もだいぶ低くなり、遠くの山々が見えるようになってきました。
雪の時期の中央コースを登る時は、夏道ではなく少し東側に逸れて歩くのがスタンダードのようです。(前回、トレースが全てその方向に続いていたことから学びました。)
写真の左上、山頂が見えました。やはり栗駒山、サクッと登頂できそうです。
既に山頂には人影が見えます。風もないので山頂でゆっくりするのもいいですね。
山頂への最後の登りです。北方向に見れる山々は焼石岳(、秋田駒ヶ岳、岩手山?ではないか)でしょうか。
吸い込まれそうになる青空に向かって、少し息が荒くなる程度の心地よい負荷を感じながら進んでいきます。
いわかがみ平をさっき通過したと思ったらもう山頂です。
ソーシャルディスタンス下山(山頂→下山)
9:45 栗駒山(1,627m)無事登頂しました。
相変わらずの立派な標柱で、数人の先客が記念撮影をしていましたが、この晴れ模様にしては少ない印象です。
南西方向、遠くに鳥海山が見えます。
こちらから見ると、だいぶ印象が違うなー。
北西方向のあのきれいな山は何という山なんでしょう?和賀岳?森吉山?(お分かりの方、是非コメントで教えてください。)
山頂で久々にカップ麺でも食べようかと目論んでいましたが、下を見ると続々と登ってくる人達の姿が。
まだまだコロナ禍のご時世。いくら山とは言え、密になるのはなるべく避けたいので、カップ麺はまたの機会にして下山することにしました。
スキー、スノーボードを背負って登ってくる人も多くいます。このくらいの斜面なら危険も少ないように見えますので、気持ちよく滑ってこれるのでしょう。
蟻の行列。なるべく距離を取りながらすれ違いました。
「これだけまとまって登ってくるということは、この人達は同じ団体の方だったのかな?」なんてことを思いながら歩いていたらあっという間に駐車場に到着してしまいました。
11:15 下山完了。お疲れさまでした。
まとめ
安定の栗駒山。今回も短時間で自然を満喫できるいい山歩きでした。先日の鳥海山に続いて、今回もバックカントリースキーの人を多く見かけ、ますますやりたい気持ちが膨らみました。お財布と要相談です。
ではではまた山に行ったら更新します。