※20200216泉ヶ岳
2020年2月16日、宮城県の泉ヶ岳(1,172m)に登ってきました。
何度調べても週末は雨マークでしたが、それでも山に行きたかった私は、比較的近くて、サクッと登れる山を探していました。
で、見つけました。泉ヶ岳。
ここなら時間をかけずに戻って来られるかな、と言うことで雨天決行。(しかし、この選択は外れとは言わずとも当たりではなかったなと思います…)
※終始、雨が降っていてカメラを出せず、写真は全てiPhoneで撮りました。スマホのみは久しぶりでしたが、お手頃で、これはこれで悪くなかったです。
今回のコース
登山口は泉ヶ岳スキー場。ここからのコースは3つ程あるらしく、かもしかコース、滑降コース、水神コースがあるようです。「水神」と書いてある石碑があって、良いチェックポイントになるかなということで、今回は水神コースを選びました。後から知ったのですが、3つの中では一番初心者向けとのことです。
そのうち晴れる、と信じたい。(駐車場→水神)
8:00 登山開始。
家を出るときは曇っていた空も、登山開始時にはパラパラ降りだしてしまいました。
辺りは一面真っ白で、景色は期待できそうにありません。低いモチベーションのまま歩き出します。
そう言えば朝飯食べ忘れました。
山登りの朝は早い。
— daichi (@dai2222222) 2020年2月15日
水神コースは3つのコースの中では一番奥のようです。道なりに進みます。
そう言えば、雪が全くありません。秋の山を歩いている気分です。このまま、まとまった雪が降らないまま冬が終わるんでしょうか?
基本的には登山道はこのように整備されていて歩きやすいです。
やっとちらほら雪が出てきました。それでも風が全く無いため寒さはなく、手袋は夏用で十分です。
ようやく地面が白で覆われました。トレースはありましたが、雨で雪が腐っており、何度も踏み抜きます。
雨とガスで景色は晴れません。歩き始めは天気の好転を期待しておりましたが、この様子だと諦めたほうが良さそうです。今日はこういう日なんだと割り切ることにしました。
汗か雨か(水神→山頂)
8:45 水神
石碑以外に何もありません。疲れもないので、休憩せずに先へ進みます。
この辺りから、どんどん雨が強くなり、本降りになってしまいました。
今冬から使用しているザック(mountain hard wear/scrambler)は、多少の雨ならザックカバーをつけなくても問題ないそう。初めてテスト出来ます。
水神を過ぎても景色は変わりませんが、これまでよりも傾斜があり、多少体が火照ってきます。風は相変わらず全くありません。今は本当に冬なのかと疑ってしまう体感温度です。
単調な登りが続き、顔から汗が噴き出してきました。にしても、拭いても拭いても止まりません。いつもはそこまで汗をかく方ではない私は「今日、調子悪いのかな」と思っていました。
が、本降りになった雨粒が顔に付いていただけでした。ですよね。あの量、全部汗だとしたら病院行ったほうがいいもん。
「大岩」というところを通過します。名前ほどの岩は見当たりません。どれを指しているんだろう。
「さいの河原」を通過。
この名前は色んな山で見る気がします。
周囲の木々が低くなり、山頂が近づいているのを感じます。
木の壁がなくなって、今日初めて風を感じました。火照った体を冷やします。動けなくなると悪いので、冷やし過ぎには要注意です。
あちこちで霧氷が出来ていました。
霧氷は青空で一番良く映えますね。やはり白×白では寒々しい印象しか持ちません。
何も、なかった(登頂)
9:30 泉ヶ岳(1,172m)登頂しました。
山頂についても白さに変わりはありません。ここまで目立った見所を見つけられていない私は「山頂に行けば、何かあるだろ」と、淡い期待を胸に登ってきました。
が、何も、なかった。
私のモチベーションが低いことが理由だと思いますが、今回の山行では泉ヶ岳の良さを感じることが出来ませんでした…。(泉ヶ岳ファンの皆さん、申し訳ありません。)
良い子は寄り道せずにすぐ帰る。(山頂→駐車場へ)
板チョコを食べながら、景色が良くなるのを待ってみましたが、変わる気配はありません。山頂から北泉ヶ岳まで歩いてみようかとも思いましたが、雨が酷くなってきたので、今日は下山することにしました。
この辺りから、気持ちは山ではなく、ザックの耐水性テストに向いています。
予定では来た道をピストンで帰ろうと思っていましたが、目立った見所を見つけられなかった私としては、同じコースではこの雨の中を歩くモチベーションに繋がりません。予定を変更してかもしかコースで下山します。
正直、あまり期待はしていませんでしたが、こちらのコースも目立った何かがあるわけではなく、サクッと歩けてしまいます。
あっという間にスキー場まで下りてきました。(全く雪がありませんが、間違いなくスキー場です。)
まとめ
歩いている間、ずっと雨に打たれていたので、帰ってきてから暫く寒気が止まりませんでした。山中で会ったのも2組だけで、そもそも山に行く天気ではなかったなと。
今回はあまり泉ヶ岳の良さを見つけられませんでしたが、ネットの情報を見ると好評価が目立ちます。きっと天気が良い日に来れば、違う感想を持てると思うので、再訪のタイミングを伺いたいと思います。
(ガスの中の山歩きも嫌いではないのですが、何故か今回は最後までテンションが上がらなかった…。朝飯食べなかったからかな。)
唯一の収穫は、ザックの中が全く濡れていなかったこと。雨の中、カバーをつける作業って面倒くさいじゃないですか。山を始めてからずっとそう思っていた私としては、この結果は非常に嬉しい。買って良かったです。
ではでは、また山に行ったら更新します。
※もう少し中身のある記事を書きたかったのですが、あっという間に下りてきてしまったので、いつも以上にぺらっぺらの記事になってしまいました。今回はこれで精一杯ということで勘弁してください。